デュフレベース南麻布

DEUXFLE b.a.s.e MINAMIAZABU

白金高輪と麻布十番の狭間に位置する都市型メゾネットレジデンス。将来のメンテンナスにも配慮した壁式構造で柱や梁が無いすっきりとした空間を演出。専有部は標準天井高約2.6mで窓枠も約2.4mのフルハイサッシュを採用し、都心ながらのびやかな開放感と明るさを確保。約4.3mの吹き抜け空間にはロフトも設置し+αの空間創出で自分らしい暮らしが実現します。

所在地	東京都港区南麻布二丁目Google map
交通	東京メトロ南北線・都営三田線「白金高輪」駅徒歩6分東京メトロ南北線・都営大江戸線「麻布十番」駅徒歩10分
構造・規模	RC造・地上3階地下1階／総戸数18戸
竣工年月	2012年4月

2012年度グッドデザイン賞・第3回優良事業賞　W受賞

幹線道路沿いの開発が進む一方、都心には様々な法規制により未開発の土地が点在します。
本プロジェクトは、港区南麻布の閑静な敷地ですが、接道が8m未満である為1000㎡以上のマンションの建築ができず放置されてきました。その敷地に極めて高密度な計画で、4層の重層長屋、全18邸のメゾネットレジデンスを誕生させました。
地階と1階、2階と3階、2つのメゾネット住戸を縦に積層したユニットを敷地の中に凝縮し、高さを活かし開放感ある伸びやかで豊かな住環境を創り出しました。
囲われた周辺環境に対しプライバシーに配慮しつつ、できるだけ開放的に空からの光を室内に採り込みました。上階の階高は約4.3m確保し、屋上テラスやロフトと連続した空間としました。
また、住み手のオーダに柔軟に対応できるカスタムオーダーシステムを採用。水廻のレイアウトだけでなく、その設置階までも自由に計画可能にしました。全住戸がそれぞれ個性のある間取り、仕上をセレクト可能にすることで、魅力とこだわりに溢れた住空間を提供しました。

中央に残した通路の両側に「上に延びた長屋」を配することで高密度ながらも快適な住居を作り出し、土地の有効利用を試みたと評価され受賞となりました。

公益財団法人日本デザイン振興会主催 2012年度グッドデザイン賞受賞
一般社団法人全国住宅産業協会主催第3回優良事業賞受賞